希死念慮から心療内科を受診し、コンサータを処方されて改善したが、長期服用で副作用が出たため断薬

 

私は26歳でADHDと診断されました。


心療内科を受けるきっかけになったのは、

兄に「お前は生きているだけで迷惑がかかる」と否定され、

毎日帰りの電車を見るたびに、人身事故で止まる路線が私を誘うようでした。


何もない時の沈默がひどく恐ろしく、感情的になってしまい泣き出すようなことが何度もありました。


このままでは自分に殺されてしまう、と思った私は、

インターネットでも漫画で有名な心療内科に電話してみることにしました。


電話はつながりましたが、予約はすぐは取れず、

困った私に看護師の方は近所の心療内科を紹介してくれました。


「名前も出てない心療内科の予約は二ヶ月くらいいっぱい」と会社の上司から噂として聞かされていましたが、もし、悩んでいらっしゃる方がいたら、絶対に諦めないでください。


初診のための時間を病院は設けてくれているはずです。


そこで最初に処方されたのが抗うつ剤(レクサプロ)でした。


これを飲むと、感情が非常に平坦になり、口調も変わって変な感じでした。


しばらく処方されたのち、再診し、状態を伝えると医師はADHDの検査を勧めました。
テストを受けて、ADHDと診断されて処方されたのがコンサータです。


初めてコンサータを飲んで変わったことは、

洗濯物を畳んだり、アイロンをかけることができるようになったことです。


他に、処方される前は、電車の中の人の口論や渋滞が、あまり苦痛ではなくなりました。


ADHD
の人間は、脳内のドーパミン制御がへたなので、

普通の人よりも傷つきやすかったり、怒りやすかったりします。


コンサータは徐放剤と言って12時間少しずつ溶けていって脳のドーパミン放出を制御します。


仕事のミスが少なくなり、何度も確認しないで済むという感覚に感動を覚えました。


デメリットもありました。コンサータの効き目は12時間きっかりなので、

同僚と飲みに行く時には、すっかり眠くなっているのです。


また、初期は吐き気がひどく、食べ物が喉を通らず、

ウィダーインゼリーしか食すことができませんでした。


それを医師に相談すると、ドグマチールというお薬を処方されました。


今まで25年間、ドーパミンが不足している身体で生きてきたので、

急なドーパミン量に混乱した身体に、少し放出を抑える作用があるそうです。


レクサプロ、コンサータ、ドグマチールの組み合わせでしばらく飲んでいましたが、

問題が発生したためドグマチールの服用は中断しました。


医師曰く、これまでの治療で生活が安定してきたので、体質が変わった可能性があるとのことでした。


コンサータを飲み続けてきて、身体への副作用もありました。不眠です。


夜中に何度も起きてしまい、疲れやすい症状が出るようになりました。


コンサータの興奮物質が、寝るころまで残るようになってしまったのです。
それを相談して、ストラテラを次に試しましたが、あまり効果を感じませんでした。


ストラテラはゆっくりと身体に効いていくタイプのお薬だそうですが、

合うか合わないかは個人差があるようです。


コンサータは、飲むと明確に世界が変わります。

ぼんやりと薄く曇っていた脳内が、晴れるようにスッキリし、行動することができるのです。


しかし不眠の問題は残り、最後に提案されたのがインチュニブでした。


コンサータは朝服用するお薬ですが、

インチュニブとストラテラは夜服用するお薬なので、

睡眠への影響は少ない薬と言えます。


これが私には合いました。


コンサータのように、活動的にはならないものの、ミスをしたりだとか、

衝動性を抑えたりなどに効果がありますし、気分の落ち込みも少なくなり、

穏やかでいられる時間が増えました。


こうして最終的にはコンサータを止めることができましたが、

もし不眠の症状が出なければ、コンサータを飲んでいたと思います。


自分の特性を把握し、幸せでいられる時間を増やすので有れば、

ADHD薬の服用は前向きなものだと、私は言いたいです。

 

To wish your self