私は障害者枠を利用して、某大手自動車メーカーの子会社に転職しました。
 

そこでは、すでに他の障害者がいて、専任の人事の方がいたので入社もスムーズに行えました。 

仕事が人少ない部屋に入れてもらい、配慮された資料整理などの仕事をすることができました。

 

 

職場で「直面した課題」は、人が苦手なことです。


これは成人のADHDには多い事だと思います。

 

私がいた部署は忙しい部署でもなかったので、
ADHD特有の電話の間違いなどは起こしませんでしたが、

人とは少なからず接する事が求められるのでそこは苦労しました。

 

電話はまったく受ける必要がありませんでしたので、そこは助かりました。


同じ部屋には知らない上司や先輩がいるので、障害者の私は話しかけて良いものか迷いました。

 
 

しかし、同じ部屋で何ヶ月何年と仕事をするためには、
全く関係ない社員とも無関係で良いはずもありません。

 

そのため、話しかけるチャンスを探ったり、
一般の社会人と同じようなコミュニケーションの問題を抱えました。
 

うまく話かけられる人もいますが、そうでない人もいるので、、。

 

まずは仕事中心に進めて、仕事上でコミュニケーションを取る事を心がけました。

 
 

職場で「実施されているた工夫」は、人の少なくしていることです。

仕事場の部屋もデスクワークで少人数でとても静かな部屋でした。

 
 

その部屋で資料を作成したり資料整理を行いました。

これは、ADHDにとっては理想的な環境でした。

 

また、ほかの社員の方も、会社自体に障害者を雇用する習慣があったので
優しく接してくれたのも良かったです。

 

お昼休みも障害者だけが使えるテーブルを用意してくれたので、
静かな環境で食事をとる事ができました。

 

「思考過程」としては、障害者として社会人になるということです。

今までは、一般枠での就職でしたが今回は障害者ということで自分を受け入れる必要がありました。

 

周りも障害者という目で見て接してくるので、
今までのような無理な頑張りも必要ないと感じました。

 

しかし、今までの習慣から「仕事とは必死に頑張るものだ」
という思考が染み付いていましたので、
そこを取り払う努力をしました。

 
 

具体的には、休息しながら仕事をしたり頻繁に立ち上がってトイレに行ったりしていました。

 
ずっと机に座っていると、いくらでも集中できてしまうので、より仕事に没頭してしまうからです。


 

そのように、障害者としての自分を受け入れることによって心の安定を図ろうとしていました。

つまり、諦めの思考でもあります。
時には、バカにされるような言動も受けましたが、

私は障害者なので仕方が無いと割り切る事にしました。

 

そこで、負けたような気持ちにもなりますが、
考えて見たらそこで張り合っても何の利益にもならないからです。

 

諦めと言っても、建設的な諦めと私は捉えるようにしていました。

実際に張り合うよりは、諦めの気持ちを持った方がより作業に集中できるので良かったと思っています。

 

「苦労経験」は、過集中なために資料整理などに没頭して疲れ切ってしまうことです。

 

加えて、周りともある程度はコミュニケーションを取らなければならないので、余計に披露しました。

 

本来であれば、コミュニケーションを取る必要性はあまりないのですが、

変に気を使ってしまい、疲れるということが多かったです。

 

このようなADHDが就職する職場は仕事自体は難しくないところが多いと思いますが、

生来のコミュニケーションの苦手意識から、
疲労しなくてもいいところで疲労してしまうことが多いです。

 
 

「現在も継続的に抱えている悩み」は、やはり対人コミュニケーションです。

 

ADHDは、不安障害や鬱などの二次障害もあるので、人に対しては何かと敏感です。

 

ですからテレワークの方が得意という人も多いと思いますし、

そう考えるとやはり対人コミュニケーションはこれからも続く悩みになっていくと思います。

 
 

それを改善する方法もたくさんありますが、会社に継続的に勤務する場合は覚悟しなくてはいけません。

 
 

「悩んでいる方へのアドバイス」は、転職はできるだけ大手の企業がいいと思います。

大手は福利厚生や社員教育も行き届いているので、無理なく業務に入ることもできます。

 
 

そして、会社によっては一月に一回は面談をしてくれるので、そこで今抱えている悩みや、

もし配置転換を希望するならそれを聞いてくれることもあります。

 
 

中小企業だとこのような自由度はあまりないです。

そういう意味でも、先ずは大企業の障害者枠を探してみるのがおすすめです。

 
 

幸い、昨今は障害者の雇用に積極的になっている企業が増えています。

当たり前に障害者が働いている職場も珍しくなくなってきています。

 
 

ですから、とにかく一度障害者枠で仕事をしてみることをおすすめします。

そこで自信が付けば、その先の転職先や働き方も見つかると思うからです。

 

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